音楽の歴史について
◆現代(2000年~)
<主な作曲家>ヘンツェ,ラウタヴァーラ,ペンデルツキ,グレツキー,ペルト,ライヒ,コリリアーノ,ナウマン,リーム,デュサパン など。
今後も素晴らしい作曲家が誕生することでしょう♪
◆原始時代
この頃の音楽とは、精神に働きかける魔力を持ったものとされ、
宗教儀式や医療の手段として重要な役割を果たし、楽器は神聖視されていました。
◆古代音楽 (600年以前)
初期音楽の時代の始まりとされている時代で、主に詩の朗読、劇の上演、神を祭る儀式等の場で演奏されました。
<楽器>・キタラー(竪琴) ・アウロス(縦笛) ・パイパイプ
◆中世西洋(600~1300年)
<楽譜>・ネウマ譜 (記号を用いた楽譜)
◆ルネサンス時代(1400~1500年)
<主な作曲家 アルカデント,パレストリーナ,ガブリエリ
<音楽>グレゴリオ聖歌をはじめとするキリスト教の聖歌。
<主な楽器>
弦楽器:レベック ・フィルド ・ダルシマーシトル ・プサルテリウム ・クルース
管楽器:オルガン ・リコーダー ・ツィンク ・トロンバ ・オルガネット ・サックバック ・中世ミュゼット ・クルムホルン
打楽器:タンブラン ・タンバリン
◆バロック時代(1600~1750年)
<名前の由来>バロックとはポルトガル語で「いびつな真珠」を意味するbaroccoが語源だとされています。
<主な作曲家>パッヘルベル,クープラン,ヴィヴァルディ、バッハ、スカルラッティ、ヘンデルなど
◆古典時代(1750~1827年)
<主な作曲家>ハイドン,モーツァルト,ベートーヴェン,パガニーニ,ウェーバー,ビショップ,ロッシーニ,シューベルト
◆ロマン派(1800~1900年)
<主な作曲家>ベルリオーズ,ブルグミューラー,メンデルスゾーン,ショパン ,シューマン,リスト,ワーグナー,ヴェルディ,スメタナ ,ブルックナー,ブラームス,サン=サーンス,ビゼー,ムソグルスキー,チャイコフスキー,ドヴォルザーク,サラサーテ,リムスキー・コルサコフ
,フォーレ,プッチーニ,マーラー,ドビュッシー,リヒャルト・シュトラウス,シベリウス,ラフマニノフ,ラヴェル
*この他にもたくさんの有名な方がいますが、特に有名な作曲家に絞りました。
ピアノの歴史
今や偉大な「オーケストラ楽器」! そんなピアノの祖先は打楽器。
そんなピアノについてこれから説明します!(*´`*)
★中世西洋音楽
<楽器> ダルシマー⇒ツィンバロン
<楽器の仕組み> 木箱に弦を張ったものツィンバロンになるとダンパーペダルが付く。
<音の出る仕組み> ハンマーで叩くこれらの楽器は現在も使われています♪
楽器のサイズも持ち運べる程度の大きさです。
★ルネサンス時代
<楽器>鍵盤付ダルシマー ・クラヴィコード ・チェンバロ
<音の出る仕組み> 弦をハンマーで叩く。鍵盤がついている。
<音>どちらの楽器もあまり大きな音は出せず、音量の変化もあまりできません。
★バロック時代
<楽器> チェンバロ ・スクエアピアノ ・ フォルテピアノ
<音の出る仕組み> プレクトラムと呼ばれる爪で弦を弾く。
<音色> ギターのような音で、チェンバロはクラヴィコードよりも音量が大きく、音色も変化させやすかった。
★古典派
<楽器>フォルテピアノ ・スクエアピアノ
<音>
・強弱の変化が可能
・軽快で音の持続は短い
・音域ごとにかなり音色が異なる!
低音:優雅でかすかにうなるような音
高音:きらめくような音
中音:丸い音
<楽器の構造>
・発明当初4オクターブ。その後徐々に拡大。
・今のピアノよりも軽いタッチで音が出た。
・ソフトペダル付き。
当時は足だけではなく、ハンドレバーや肘レバーを備えたものもありました。
18世紀以降に大幅な技術革新を遂げ、現在のピアノへと発展していきます。
★ロマン派
1790年~1860年頃にかけて現在のモダンピアノへと劇的に進化します!
<1810年頃>ブロードウッド社(イギリス)により6オクターブの楽器が製作。
ブロードウッドのものはウィーンのものより頑丈で打鍵への反応が良かったそうです。
<1820年頃>開発の拠点はパリ(エラール社)へ移動。
セバスティアン・エラールがダブル・エスケープメント・アクションを開発!
これにより鍵が上がりきってないところからの打鍵が可能になり、早いパッセージの演奏が容易になりました。
<1826年>革の代わりにフェルトをハンマー・ヘッドに用いられるようになり、
大きなダイナミックレンジを得ることが可能になりました!
<1844年> ジャン・ルイ・ボロワーズのよってソステヌートペダルが発明され、1874年にスタンウェイ社によって改良。
★現代
現代のアップライトピアノやグランドピアノは19世紀末に現在の形にたどり着きました。
その後も製造工程や細かい部分は改良され続けています。
フルートについて
大昔のフルートはリコーダーやオカリナが主流でした。
つまり、フルートの祖先は縦笛なのです!
今から、フルートの歴史を時代ごとにご紹介します♪
★中世西洋音楽
<楽器>クマの足の骨で造られた横笛
<使用法>宗教的な儀式で用いられたと考えられています。
ちなみにこの笛はスロヴェニアの洞窟で発見されたそうです♪
★ルネサンス時代
<楽器>木製キーはなく穴が6つ空いているだけ。
<使用法>軍楽隊や旅芸人が演奏。
まだ一般的な楽器ではなかったのです。。
サイズは ソプラノ ・アルト ・テナー ・バスなどがあり、合奏も行われていました。
<音色>軽快に良く鳴るが、音域によって音色・音量はかなり変化。
<その他の呼び方>この時代の楽器を「ルネサンス・フルート」と呼んでいます。
★バロック時代
この時代になり、ようやく楽器にも名前がつけられた!?
しかし「フルート」といえばリコーダーのような縦笛。
現在のようなフルート(横笛)はフラウト・トラヴェルソ 「横向きのフルート」と呼ばれていました。
<楽器>多くは木製。
穴は7つあり、最下流のみにキー(銀や真鍮) が付けられています。
<音色>ルネサンス・フルートより音量は小さく、少しこもった暗い感じの音。
しかし、音色の統一は向上し、繊細で豊かな表現が可能になりました♪
<呼び方>「バロック・フルート」 「1キーフルート」
★古典派
<楽器>バロック時代と変わらず木製が主流
<音色>バロック時代に比べ、明るく、軽やかさが増しました♪
<呼び方>「クラシカル・フルート」 「ロマンチック・フルート」
※バロック時代の「1キーフルート 」 と区別するため。
この時代(18世紀半ば~19世紀前半)になると、より多くの調に対応できるように穴が増え多くのキーが付けられます。
最高では17ものキーついた楽器があったとか・・・
一般的に使われていたものは6キーか8キーだそうです。
★ロマン派
<ベーム式フルート登場>1847年頃イギリスのフルート奏者C.ニコルソンの音量の大きさに影響をを受けたテオバルト・ベームにより、「ベーム式フルート」が造られました。
<楽器>このフルートの構造は現在のものとほぼ同じ。
管体も木製から金属(銀)に変わりました。
<音色>ルネサンス・フルートのように、明るい音。
「全音域にわたって単調過ぎるほど均質で、高音域では特に甲高い」
と批判され、20世紀頃まで受け入れられませんでした。
★ロマン派中期
<楽器>フランス→金属 ドイツ・オーストリア→木製
<活躍した演奏家>アンリ・アルテ ポール・タファネル
フィリップ・ゴーベール マルセル・モイーズ
★現代
第二位世界大戦後、レコード、放送技術が発展!
ソリストのランパルカリスマ的教育者のモイーズらによってフルートの魅力が
世界中に伝わっていきました。
その後、さまざまな奏者達によりヴィヴラート,フラッター,ハーモニクスなどの技術が確立されていきました。
エレクトーンについて
★エレクトーン誕生!?
エレクトーンは電子オルガンの仲間ですが、この楽器の祖先はパイプオルガンやシアターオルガンです。
電子オルガンを最初に制作したのはアメリカのハモンドです。
彼は「パイプオルガンやシアターオルガンを家庭でも楽しみたい!」と1934年にハモンドオルガンを制作しました。 そして1957年、ヤマハは 電子オルガンの研究を開始!
1959年5月には試作品「ET-5」が製作され、次にできたのが「EM-6」。
この機種ではオールトランジスタ化が実現し、同年12月に国産初のトランジスタ使用の「D-1」が誕生しました♪
★現在の楽器の構造
<主なパーツ>
・上鍵盤 ・下鍵盤 ・ペダル鍵盤 ・ニーレバー ・パネルスイッチ ・操作画面 ・スピーカー ・サイドフレーム ・譜面台
★時代・変化
<1959~1962年>機種:D-1 作り:アンプ以外はトランジスタサステイン付き
<1960年代>発売された機種は全17機種!!
・出来事
1964年:「エレクトーンコンクール」開催
1969年:「エレクトーン演奏グレード」開催
<1970年代>発売された機種は全55!(たぶん・・・)
・機能の変化
1972年:オートリズムを内蔵!
1975年:ポリフォニック・マルチシン セサイザー GX-1 が登場!
1977年:デジタル、アナログ、シンセサイザーの技術を融合させた「PASS ystem」の導入。
<1980年代>発売された機種は全部で52種!
・機能の変化
1983年:オールデジタルの画期的な音源技術(FM音源FWM音源)を導入!
音色のリアチティーが高まり、さらにタッチによって強弱や音色がコントロールできるようになりました。
1987年: ボイスエディット機能, リズム作成機能,レジストレーションのプログラム機能などが導入されました。
<1990年代>機種は全20機種。 かなり数が減りました!
・機能の変化
1991年:リズムの音色に採用していたAWM音源とFM音源を融合させ、高品質の音質を実現! また、MDRを内蔵し、フロッピーディスクが使えるようになりました。
1998年:今までの音色に加えVA音源を搭載。
さらに、2つのタッチコントロール(イニシャルとアフター)、ホリゾンタルタッチ(ピッチと音色の操作)が採用されました。
<2000年代>
・機能の変化
2000年代ネット環境が整備され、エレクトーンは大きく生まれ変わります。
2004年、これまで発達してきた機能をさらに向上させ、さらに液晶タッチパネルとインターネットの導入。
この頃には、バージョンアップシステム、ユニット交換による上位モデルへのグレードアッピシステムが採用され、
楽器本体を買い換えることなく機能の改良・拡充が可能になりました♪
★バロック
サラバンドと変奏
クラブサン組曲 第2集(HWV437)第4番。主題/変奏Ⅰ 変奏Ⅱ
17~18世紀にヨーロッパの宮廷で流行したゆっくりした三拍子の舞曲。
ヘンデル/作曲家(ドイツ生まれ/17世紀後半)
※音楽の父であるバッハと同年代なため「音楽の母」ともいわれる。
演奏の注意
主題、4つのステップが1拍に入るのでゆっくり演奏
第1変奏 3声。各声部をそれぞれ練習
第2変奏 ノンレガートで左手4分音符を弾く(バロック時代)
★DO音楽院は様々な音楽活動を行っています!
★夜間クラス開講!(子供から大人まで夜10時までどうぞ♪)
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